ドイツコッペルは、軽便蒸気機関車の代名詞と言えるほど日本の軽便ファンが好んだブランドで、これは現在保存されている姿です。
晩年はインジェクターをデッキに設け、路線の途中でホースを延ばし、用水路から給水していました。
頚城鉄道が最初に使用した機関車で、コッペルとして最もバランスの取れた癖の無いスタイルです。1914年製造の6.6トン機で、同系機は仙台、日本硫黄(沼尻)、静岡、北勢、浜松、鞆鉄道等で使用されました。
頸城鉄道と人気を2分する井笠鉄道の1号機です。こちらは頸城の2号機よりも後期のシリーズで、スチームドームが大きく、蒸気管がボイラーの内部を通っています。
頸城鉄道1号機と同じクラスの機関車です。西大寺鉄道は軌間が914mmという特殊な幅ですが、模型は762mmと同縮尺にしています。
糸魚川の東洋活性白土にて、当時国鉄の貨物ホームと工場までの約1キロを、製品を積んだトロッコを牽いて往復していました。専用線の産業用機関車であったにも関わらづ、軽便ファンにおける知名度は非常に高いものがありました。
米国ジェフリー社製造の鉱山用電気機関車で、大げさなパンタグラフと先台車は、後に日本で取り付けられたものです。
蒸気機関車の足回りを一部流用して、協三工業で製造されました。現在も保存されています。
酒井製作所製造の10トン機関車で、運転室前面が湘南スタイルのキャブオーバー型です。
鋳物台枠のA型後期のスタイルで、運転室窓が大きくシンプルなデザインになっています。
日本では少数派の2フィートゲージで、常願寺川砂防工事のための軌道で資材を運ぶ機関車です。工事は今も延々と続いています。
新潟の北陸重機で製造された酒井製作所のコピー機です。今では殆どが北陸重機に置き換わっています。
酒井製作所の最も小型に属する機関車です。デザインは板台枠のC型で、実車は木曽森林鉄道のC4型と同様に前輪がイコライザー式になっています。
長野営林局の鋼製運材台車で、ベアリング軸受の付いた岩崎レール製造の後期型です。
マニアが通称カブースと呼ぶ制動車です。横幅の方が長いくらいで、運材列車の最後尾にぶら下がるようにくっ付いていました。
木曽森林鉄道の巡回用ガソリン自走車です。岩崎レール製造で、0.5トン未満の超小型車です。